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自転車・旅 2013

沖縄:2013.7.5〜9/自転車:Panasonic Traincle 6500-remodeled

◆沖縄本島を巡る5日間拡大地図

■1日目:7月5日(金) 南部を時計回りに一周
■2日目:7月6日(土) 東海岸を北上
■3日目:7月7日(日) 名護市役所・沖縄美ら海水族館など
■4日目:7月8日(月) 西海岸を南下
■5日目:7月9日(火) 南部を東から西へ横断し、夕刻帰阪

← どの地図も 「クリック」 すると拡大されます。

1日目:7月5日(金)◆A:那覇空港〜B:那覇市内のホテル

始発の近鉄とポートライナーを乗り継いで神戸空港へ
8:20発 ANA 10:25那覇空港着、「ゆいレール」で市内へ、
路線バスで世界遺産の斎場御嶽まで行く。

後は海岸を時計回りに辿り、
「平和記念公園」、「ひめゆりの塔」を経て、
「糸満バスターミナル」からバスで輪行、

市内に入って下車し、ホテルまで走る。
神戸空港 8:20発 のANAで沖縄へ。
見たことのない機体!

ソラシド エア:Solaseed Air

初めてだ!
もうすぐ那覇空港へ到着…

後で調べて分かったのだが、
左の手前に突き出しているのが
2日目に行く残波岬のようだ。
10:25 那覇空港に到着。

モノレール「ゆいレール」で市内へ向かう。
「旭橋」駅で下車、ちょうど11:00

ここは「那覇バスターミナル」のあるところ。

沖縄本島内の鉄道はモノレール「ゆいレール」だけだが、
バス路線は島内全域に網羅されていて、
ここ「那覇バスターミナル」はその中心。

11:30発「38番」志喜屋行 に乗り「斎場御嶽」へ向かう。

12:22「斎場御嶽入口」で下車。

碧い海に圧倒される!
少し内陸に入ると、
世界遺産「斎場御嶽」=「せーふぁうたき」がある。

「さいじょうおんたけ」と読むのではなかった・・・

琉球王国最高の斎場(礼拝所)として、
現在も信仰を集めている聖地。
入場料200円を払って入場、
石畳の小径を行く。
礼拝所が現れる。
このように抉られた空間が礼拝所になっている。

いくつもある。
この日は金曜日だったが、観光客が絶えない。
神秘的な雰囲気が漂う「三庫裡」
途中にモダンな建築が!

「藤沢秀行記念館」


将棋の名人の藤沢秀行さんを調べたら横浜出身、
なのでどうしてここに!?
くぐると海に開ける。
海岸線へ出てしばらく行くと「知念岬公園」があり、
「東屋」があるのでしばらく涼む。
この海を眺めながら進み、

・・・13:45撮影
途中、海岸線から中陸に入った道を辿って、
ようやく「垣花桶川」の入口を見つける。

「かきのはな ひーじゃー」と読む。

・・・15:10撮影
うす暗い小径を下ると、
あった!

名水百選に選ばれた天然の泉!

山の中腹から湧き出た泉が、下方の水たまりに流れ込む。
天然のプールで子供たちが水遊びをしている。
次は「玉城城跡」=「たまぐすくじょうせき」

琉球最古の城跡だそうで、
ガイドブックに
「久高山や中南部を一望」とあるのだが…
きつい上りを前にして「蚊」が・・・

渋田さんから言われれていたので
「虫除けスプレー」を持ってきてよかった!

「蚊」に出ばなをくじかれた上、
楽しそうでない上りの道なので、
上るのはやめる。
城跡が標高180mということなので、
結構高いところを走っていて、
海への視界が開けるとこんな具合。

あの海岸沿いに
「もずくそば」の店があるので行ってみることに。

見つけた!

店の名前は「くんなとう」
モズクをのせて食べるのだが、
麺にもモズクが練り込まれていて、
コシが強く歯ごたえも十分。
対岸に「奥武島」が見える。

150mの「奥武橋」を渡ると、そこは海人(漁師)の島。
でもまあ橋は渡らず先を急ぐ。

海岸線から離れた道を西へ、
やがて 「沖縄平和祈念堂」が現れる。

「平和祈念公園」に到着。

・・・17:12撮影
「エントランス広場」から「式典広場」を見る。
一番奥が「平和の丘」
「沖縄県平和祈念資料館」
海岸の方へ行ってみる。
公園の先端に「平和の火」があり、
それを取り囲むようにして、
「平和の礎(いしじ)」 が放射状に配されている。
沖縄線終戦50周年を建立されたもので、
沖縄戦で亡くなったすべての人々の
氏名を刻んだ記念碑で、
碑面には、
都道府県別、国別に氏名が刻銘されている。
次に訪れたのは「ひめゆりの塔」
柵の中の右の小さいのが「ひめゆりの塔」で、
正面奥に見えているのは慰霊碑(納骨堂)、
塔と慰霊碑の間に第三外科壕がある。

柵の前の献花台には献花が絶えない。
ガジュマルの巨木!
その後しばらく西へ走ると…

「琉球ガラス村」だ!

・・・18:43撮影
窯が稼働中!
この後北上して「糸満バスターミナル」まで走り、
19:25発 のバスで那覇市内までバスで輪行、
「那覇高校前」で下車してホテルまで走る。

「ダイワロイネットホテル那覇国際通り」泊
この日の走行距離は、
「斎場御嶽入口」バス停で下車してから、
「糸満バスターミナル」まで、30.7km

那覇市内の「県立那覇高校」バス停で下車してから、
「ダイワロイネットホテル」まで、1.5km

従って、合計約 32kmでした。

灼熱の炎天下での走行、 こまめな水分補給で疲労感なし、
ただ、日焼けがすごいです。

2日目:7月6日(土)◆A:那覇市内〜B:みゆきビーチ

東シナ海側の海岸沿いを北上し
世界遺産の「座喜味城跡」へ。

その後「残波岬」と「真栄田岬」を経て
「沖縄科学技術大学院大学」へ、
日建設計の設計で、
ガイドなしのキャンパス見学は予約不要だ!

その後さらに北上し、「万座毛」の近くを経て
この日の宿「ホテルみゆきビーチ」に到着。

これが泊まった
「ダイワロイネットホテル那覇国際通り」という
長い名前のホテル。

一泊朝夕食なしで¥6,700

客室は小奇麗で快適、一階にコンビニあり。

8時にホテルを出発し、海岸の方に向かう。

沖縄本島は車社会で、自転車向きの道は少なそう。
海岸に出て北上、

国道58号線の本線から「 宜野湾バイパス」へ別れたあたり、

東シナ海に流れ込む川をまたぐ橋を渡る・・・
橋から下を見下ろすと・・・

楽しそう!
沖にはヨットの群れが・・・
やがて「宜野湾マリーナ」に到着。

その先に「沖縄コンベンションセンター」が見える。

2002年10月に日本建築家協会の大会があり、
ここが会場だったので覚えている。
さらに北上、 「嘉手納空軍基地」の脇を通過する。
「集団的自衛権」は行使すべきだ!

「集団的自衛権」は行使しないということは、
友だちが襲われたら逃げ出すことでは!?
"IN"と"OUT"それぞれに鳥居が!

撮っていると「撮るな!」と注意された。
一時海岸線から離れる。

沖縄のお墓だ!
また海岸に出て、「残波岬」を目指す。

昨日機上から写真に収めた「残波岬」だ!
「残波岬灯台」に到着。

・・・12:20撮影
東シナ海が広がる。
訪れる人は多い。
誰も行かない方へ行ってみると、
絶景の予感が・・・
まさに絶景!
ただただ美しい!!
灯台の方にいた人たちは、
この絶景を見ずに帰ってしまうのだろうか!?
と心配する。
「残波岬」を後にし、
世界遺産「座喜味城跡」に向かう。

途中、またお墓がある。
「座喜味城跡」の入口に到着。

13:30頃

こちらはゲートがなく無料。
しばらく上って行くと、石垣が見えてきた。

・・・13:35撮影

15世紀初頭、護佐丸が築いたといわれる城。
穏やかな、いい感じ。
入口があるので、
くぐって中に入る。
石垣の上に登れるので、
登ってみると、碧い海が美しい。
また海岸線へ出て、 「真栄田岬」を目指す。
またお墓が・・・

これは埋没タイプ。
こちらの方が一般的のようだ。
デザインは千差万別。
駐車場が満杯で、 駐車場へ至る道も車であふれ、
そこを通り抜けて岬の先端に到着、

・・・14:42撮影
見下ろすと、こりゃスゴイ!
ここは人気の ダイビングポイントなのだ!
少しおなかが減っていたので「沖縄そば」を食べ
東シナ海を見ながら北上して
「沖縄科学技術大学院大学」を目指す。
http://www.oist.jp/ja
アプローチ道路に到着!
海岸線から直角に一直線で10%程の上り。

これはとても自転車走行で上る気にはならなくて、
最初から「押し」で上ることにする。

ようやく一番手前の住戸棟が見えてきた。
キャンパスをその奥にあり、
緩やかなカーブを描く庇の下を行くと、
吸い込まれるようにエントランスホールへ。

受付で登録して入館証をいただいたのだが、
その時すでに16:20を過ぎていて、
17:00までだと急がなくてはと思いきや、
「17:00を過ぎてもいますから、どうぞごゆっくり」
といっていただき一安心。

元の地形を変えないでキャンパスをつくる!
というコンセプトでつくられていて、
丘の上の校舎へは、
その真下までトンネルで行き、
エレベーターで昇る。
エレベーターホールに上部から自然光が・・・
地上に出ると東シナ海が見える。
中庭に出てみる。
カーブを描いていて、
巨大さを感じさせない建築になっていて、
いい!
いわゆる「学食」・・・素晴らしいロケーション!
その下の階は「サロン」というか「パーティールーム」・・・

窓際が吹抜けになっていて開放感があり、いい!

それにしても豪華ですね。
見学を終え、住戸等を抜けて帰路に。
スピードが出過ぎないようにしながら、
急坂を下る。

・・・17:27撮影
「万座毛」近くに到着。

沖縄ツアーのパンフレットに良く出てくるホテルが見える。

「ANAインターコンチネンタル万座ビーチリゾート」だ!
ここにもお墓群が・・・

「万座毛」へは行くことにしていたのだが、
まだ明るいのに既に18:00を過ぎていて、
目の前の坂を見たら行く気がしなくなって、

この道の右側にあった写真に撮った後、
一路今夜の宿へ向かうことに。

途中で見かけた居酒屋「海の家」

沖縄元祖紅イモタルトの店「御菓子御殿」の前を通り、
ホテルが見えてきました!
もうすぐ到着です。

・・・18:43撮影

「ホテルみゆきビーチ」、 一泊朝食付きで¥7,000

チェックインしたのは19:00少し前。

部屋の窓から見る日没。

「ANAインターコンチネンタル万座ビーチリゾート」
やがて暗くなり・・・

今日は、朝8時にホテルを出発して、
夕方7時に ホテルに到着するまで、

自転車走行ばかりで、走行距離は約 65km でした。

疲れは感じませんが、

ふくらはぎと首の後ろ側の日焼けがきつく、ヒリヒリ。

この日の宿は「ホテルみゆきビーチ」
一泊朝食付で \7,000

3日目:7月7日(日)◆A:みゆきビーチ〜B:ウッパマビーチ

昨日パスした「万座毛」は必見! と「ガイド・ブック」で気付き、
「万座毛」へ引き返すことに。

その後近くのバス停から輪行し、名護市内に入って下車し
「名護市役所」へ、象設計集団の設計で、1981年完成。

その後は海岸線を走り、いよいよ「沖縄美ら海水族館」へ!

次に世界遺産「今帰仁城跡」へ寄り、夕刻、
ウッパマビーチの「リゾートホテルベルパライソ」に到着。
朝、ホテルの部屋から、
ビーチにも出てみる。

8時にホテルを出発、「万座毛」へ引き返す。

昨夕前を通った居酒屋「海の家」

昨夕とは道路の反対側を走っているので、
距離が取れて全景が写せた。

ANA
INTERCONTINENTAL
MANZA BEACH RESORT

の導入路にある標識

導入路を入りきったところ。

ビーチに出てみる。

ホテルはずーっと先の方。

いかにもリゾートホテルらしい雰囲気。
左手の向こうに見えるのが「万座毛」
絶壁だ!
昨夕躊躇してしまった坂道を上る。

・・・09:05撮影
これが「万座毛」・・・ 断崖絶壁の絶景!

後で知ったら後悔したところ、
引き返して来て本当に良かった!
東シナ海を一望できる。
北の方向はるか彼方に「伊江島」が見える。

尖がっているのは、高さ100m少しある「城山」
この断崖は反り返っている!
琉球銘菓「三矢本舗」恩納店の新しい店舗!

この傍の「恩納村役場前」バス停からバスに乗ることに。
9:50頃に乗車、
名護市街が見えて来た。
市街地の手前でバスを降りる。

・・・10:37撮影
街路樹で少しは日陰のある
国道58号線の歩道をかなり走ると、

ようやく「名護市役所」が見えて来た。

象設計集団の設計で、1981年完成。

深い日陰があり、風通しの良い建築。

通り抜けた奥にも広い広場がある。
日曜日で人の気配がないので、
自転車と一緒にスロープを上る。
沖縄ならではの造形!
屋上から屋根の遮光ルーバーを見下ろす。

しばらく宗谷湾を左に見ながら走る。

庁舎の下を潜り抜けると、

前面道路と反対側、奥の方に広場があり、

どちらの側からもアプローチできる庁舎だ!
国道449号線を西へ走る。

南方向を見ると、 名護湾の向こうに
今日の午前中に走ってきた海岸線が見える。

・・・11:58撮影
その海岸線は、
道路が南方向に向くと正面に見えることになる。
やがて「瀬底島」が近づいてくる。
「瀬底大橋」を見ながら走っていると、
LAWSONがあるので寄ろうと、
駐車場にストッパーがないな・・・
と思いながら走っていて転倒!

端にだけあったストッパーに激突したのだ。

大ケガは免れたがパンク!

チューブが裂けていて新品に取り換え。

そのLAWSONはといえば、
近く開店ということで扉は閉まっていた。

「瀬底大橋」の袂から「瀬底島」を見る。

パンク修理のお陰でかなり時間をロスしたので、
橋を渡るのはやめる。
ここまで来ると「伊江島」も間近に見える。
「海洋博公園」が見えて来た。

「海洋博公園」に到着。

正面に「伊江島」が見える。

「伊江島」へは、
「瀬底大橋」近くの「本部港」からフェリーで30分。

・・・14:19撮影

ようやく「沖縄美ら海水族館」に来ることができた。
下階へ下って入口へ!
大水槽にジンベイザメやマンタ、
そして凄い人人人・・・
凄い迫力!

水族館を出ると正面に「伊江島」が・・・

次に訪れたのは、
世界遺産「今帰仁城跡」=「なきじんじょうあと」

14〜16世紀の建造と伝えられる城。

海岸沿いの国道505号線から
少し内陸方向に上ったところに標識があり、

・・・16:28撮影
更にしばらく行くとそれらしき雰囲気が!
ここは標識も整っていて、入場料400円。
高い石垣に圧倒される。
長い石段の参道を上って、
城内に入る。
幾重にも複雑に連なった城壁。
緩やかにうねる緑の地表。
城壁の外側は深い森で、その向こうに海が広がる。
また海岸沿いの国道へ下り、
今夜の宿
「リゾートホテルベルパライソ」
が目の前に。

・・・18:32撮影
ホテルの目の前は「ウッパマビーチ」
スマホで写真撮影!?
ホテルの部屋から、

・・・18:38撮影
この日の走行距離は、GPSの累計で 47,4kmでした。

この日の宿「リゾートホテルベルパライソ」は、
一泊朝食付き¥10,400

4日目:7月8日(月)◆A:ウッパマビーチ〜B:浜比喜島

8時頃、ホテルを出発、
「ルミ大橋」を渡って「屋我地島」へ、
見つけたバス停「運天上原」から路線バスに乗り、
「名護十字路」で乗り継いで「安慶名」へ、

「運天上原」10:27発〜 「名護十字路」11:28発〜
「安慶名」12:40着

世界遺産「勝連城跡」を経て 「海中道路」と「浜比嘉大橋」を渡り、
夕刻、「ホテル浜比喜島リゾート」に到着。

「ウッパマビーチ」の朝。

北東方向に「古宇利島」が見える。

8時頃ホテルを出発、
幹線道路に出るまでは
畑の中の迷路のような道を行くことになり、
GPS と iPhone の Google Maps で
確認しながら進むのだが、
未舗装のダートも表示されてしまい悪戦苦闘・・・

「屋我地島」との間に架かる
「ワルミ大橋」の方へ行こうとするのだが、
近道はダートばかりなので、
標高の高い方に大きく遠回りすることに・・・

大分高くに上ったみたい、「古宇利島」が見える。

ようやく幹線道路に抜け出し、
「屋我地島」との間に架かる 「ワルミ大橋」へ、

先の方に見える道路のその先に「ワルミ大橋」

それにしても海から遠くてずいぶん高い!

・・・10:00撮影
「屋我地島」と「古宇利島」に架かる
「古宇利大橋」が見える。

この「古宇利大橋」は1960mあり、
通行無料の橋としては全国で2番目の長さ!

とてもわたる気がしないな・・・
いよいよ「ワルミ大橋」に到着。
「ワルミ大橋」からの絶景!

目の前が「屋我地島」、
手前から左前方にずーっと「沖縄本島」が続き、
その奥の方に「古宇利島」がある。

これは橋の反対方向で、
ここでは川の様に見える「羽地内海」を挟んで、

左が「屋我地島」で、
右が手前からずーっと「沖縄本島」が続く。

あの長がーい「古宇利大橋」を渡って
「古宇利島」まで往復はとてもする気にならず、
バスはというと、
この二駅先が終点で「古宇利島」へは行っていない!
おまけに本数もこのありさまで・・・

あと10数分すると
10:27発の名護行きのバスが来る!
これはしたり!と思い、
自転車をたたんで待っていると、
バスが来た!

ところが、バス停まで来て停まると思いきや、
あのおばさんの前で停まってしまったままなので、
そこまで自転車を運ぶ羽目に・・・

・・・10:26撮影
「名護十字路」で11:28発のバスに乗り継ぎ、
次の目的地「安慶名」に向かう。

・・・11:32撮影

実は、
「名護十字路」までは「琉球バス」で
「名護十字路」からは「沖縄バス」、
バス停の名前は同じなのに、
バス会社が違うとバス停の場所も違う!

なかなか見つからなくて慌てた。
沖縄本島を南東方向に斜めに横断し、
太平洋側に出て「辺野古」を通り・・・

「辺野古」の位置を始めて認識!
太平洋側に沿って西方向に走り、

時刻表では12:40着の「安慶名」に到着。

・・・12:43撮影

「安慶名城跡」に行こうと
Google Maps で調べると、
それらしくないところに行きついて・・・

地元の人に聞いて辿り着いたのが
ここ「安慶名中央公園」で、
城跡と思しき雰囲気が漂うが、

城跡を示す標識もなく・・・

「すき家」があったので「うな牛丼」の昼食を済ませ、
木陰のある歩道を走って、
次の目的地、世界遺産「勝連城跡」を目指す。

海岸沿いの道に出ると、島々が見えてくる。

右から左へ、
「浜比嘉島」、「平安座島」、「宮城島」、「伊計島」
が繋がって一つの島に見える。
「沖縄本島」と「平安座島」をつなぐ「海中道路」で、
その2/3程行ったあたりが抜けていて橋が架かっている。

その向こうに浮いて見えるのが、
「平安座島」と「浜比嘉島」をつなぐ「浜比嘉大橋」で、

今日はその二つの橋を渡って「浜比嘉島」へ行く。
「海中道路」の抜けている二か所のうち、
手前1/3程行ったところには斜張橋が架かっている。
海岸線から丘の方に上って行くと・・・

これだ!・・・ 14:37撮影
世界遺産「勝連城跡」

ここは立派な石碑もなく、見学無料だった。

12〜13世紀建造と伝えられる。
海外交易で栄えた領主の城・・・
自転車の荷物は下に置いて
長い急勾配の坂を上り、
さらに階段を上ると、海の見える丘に出る。
堂々たる城壁!
上まで登れるようになっていて、
上は公園のようになっていて、
さらに城壁があり、
城壁の上に人がいるので行ってみると、
本島東海岸一帯が一望できる。
反対側を見ると、
「海中道路」は途中で左方向に曲がっている。

その向こうに「浜比嘉大橋」が見える。
一気に下って「海中道路」へ向かう。

・・・16:05撮影
浅瀬に築かれた「海中道路」
右に「浜比嘉島」
結構交通量は多い。

広い歩道を走る。
斜張橋を渡り、
更に直進、
公園がつくられていたりする。
ちょっと休憩、道路の左側だから北側。
右前方に「浜比嘉大橋」の全貌が見える。
「平安座島」に入ってしばらく直進、
右手に「浜比嘉大橋」
結構急勾配だ!
右折地点の到着

・・・16:48撮影
走る車も少なく歩道も狭いので、
車道を走ることにする。
橋の真ん中の一番高いところから
「海中道路」を遠望する。
2つ目の橋が見える。
反対側の「平安座島」は 石油基地になっていて、
白いタンクがいくつも見える。

道路は手前の岸辺を走っている。

橋を渡りきって左方向にしばらく走り、
今夜の宿 「ホテル浜比嘉島リゾート」に到着。

急坂を上り、
正面の大階段の横に設けられた
スロープを自転車共々上って
エントランスホールへ、
右側のフロントでチェックイン

・・・17:28撮影

4泊目が一番いい部屋で、

早速日課のシャワーと洗濯!

Tシャツとパンツを洗濯し、
良く絞った後バスタオルでくるんで足踏み、

バスタオルは2枚使えるから、
翌朝には完全に乾いている。

夏の旅は着替えが少なくて済むのでホントにいい!

大浴場で一風呂浴びた後、
レストランのこの席で夕食をいただく。
魚料理を選んだのだが、
沖縄の魚料理って・・・うーっ
夕食後は沖縄最後の夜をのんびり過ごす。

・・・19:19撮影

この日はバスでの移動が長く、
自転車走行は GPS データによれば、26.7km

 

なお、この日の今夜の宿
「ホテル浜比嘉島リゾート」は、

一泊朝食付き¥16,500

5日目:7月9日(火)◆A:浜比喜島〜B:那覇空港

自転車で沖縄本島に戻り、路線バスで輪行、

世界遺産「中城城跡」と「中村家住宅」を見た後、
幹線道路に戻り那覇市内まで輪行、

「識名園」に寄った後「ゆいれーる」で沖縄空港へ、
17:40発〜19:30関空着のANAで帰阪。

今日も快晴!

・・・07:13撮影

太平洋を一望
食後外に出て
少しのんびりした後、
このホテル、気に入ったな・・・

9時少し前にチェックアウトして、
ホテルを出発、

・・・08:59撮影
海岸に出てしばらく走るとホテルが見えた。
奇岩に渡れるので
渡って近づいて見る。
また「浜比嘉大橋」を渡り、
「海中道路」を戻ると、
左手に奇岩の群れが見える。

昨日は反対側を走ったので気が付かなかったのだ。
また斜張橋を渡り、
渡り終えて「沖縄本島」に入ると、
目の前をバスが左方向に走って行くので、
この先に、目指すバスターミナルがあるのだな!
と思って追走すると、
あった!
「屋慶名バスターミナル」

・・・10:13撮影
10:30発の「那覇バスターミナル」行きのバスに乗り、
次の目的地の「中城城跡」近くまで輪行、
iPhoneで現在位置を追跡し、
ここだ!と停車ボタンを押し、
下車したのは「喜舎場」というところで、

・・・11:19撮影
そこからGPSを辿って
世界遺産「中城城跡」を目指すと、
海が一望できる丘陵地帯・・・
「大西テェラスゴルフクラブ」の横を通りしばらく行くと、
やがて
世界遺産「中城城跡」=「なかぐすくじょうあと」
が、その威容を現す!

15世紀中頃のもの。

・・・11:45撮影
ここは有料で、入場料400円、
というわけで、
立派な石碑も設置されていた。

その左側奥には
全体模型も設置してある。

この模型の左端から右に向かって写真を撮ると、
こうなる!

この右の方に門があり、
ここをくぐって中に入る。

と、その時、空からプロペラ音が!
見上げると、
これぞオスプレイ!
いよいよ門をくぐって城内へ、
二つ目の城壁、
祭壇!?
さらに奥へ、
城壁に上ると太平洋が一望できる。
一番奥に、
つくりかけた途中で放置された建築物が・・・

世界遺産と隣接する廃墟!

後で聞いたところ、ホテル。
一番奥の門をくぐって、
しばらく行くと、、
太平洋が一望できる広い平地に出る。
こちらにも銘碑があり、
ここから別ルートで入口に戻る。

この下にも駐車場があるので、
ここから城内ツアーをスタートすることもできるのだ!
近くに豪農屋敷「中村家住宅」がある。
この美しい道に面して
あった!

・・・12:54撮影
わくわくする。
今回の旅で見た一番魅力的な建築!

18世紀中ごろに建てられた「国指定重要文化財」
先ず建屋の周囲の一段高くなった庭を回遊し、
その後下に戻り、 くまなく邸内を巡る。
撮った写真のいくつかを並べると・・・
いい建築を見ることができて良かった!
満足感いっぱいになりながら、
那覇市内行きのバスに乗ろうと幹線道路を目指す。

・・・13:17撮影
「那覇バスターミナル」行きのバスが来たので乗ると、
このバス、途中から北上して東シナ海側へ、

残った時間で那覇市内の
世界遺産を巡るつもりだったのだが、
都合の悪い方へ走って行くみたいだ。
結局「首里城」のあたりから
ずいぶん離れたところで下車する羽目に、

「首里城」や「玉陵」は11年前に訪れたので、
「識名園」に絞って目指したのだが、
那覇市内がこんなにアップダウンの多いところだとは!

凄く時間がかかってしまい、
ようやく「識名霊園」を通って
「識名園」に到着、

・・・15:50撮影
あわただしく中を見て、

モノレールの駅までのルートは・・・
「首里」駅までだと山越えになるので
「安里」駅に向かった方だ良い
と教えてもらい、

「安里」駅から「ゆいレール」に乗車、

飛行機が17:40発なので、
遅くとも「首里」16:20〜16:50「沖縄空港」には、
と思っていたのだが、
「安里」は「首里」より5駅「那覇空港」に近いため、
「安里」16:19〜16:37「那覇空港」に乗ることができ、

・・・16:24撮影

余裕をもって「那覇空港」駅に到着。

17:40発 のANAで 19:30「関西空港」着

20:10発 の空港リムジンバスで 21:30「近鉄学園前」到着

そこから自転車でひとっ走りしt帰宅しました。
この日の走行距離は、 ホテルからターミナルまで:約 9km
「中城城跡」「中村家住宅」の前後で:約 7km
那覇市内で:約 9km・・・合計:約 25km でした。

なお、後で調べて分かったのですが、
2002年には「識名園」も訪れていたのでした。

写真館「沖縄の海」は こちら
写真館「沖縄に城跡」は こちら
写真館「沖縄の屋根」は こちら