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自転車・旅 2011

祖谷渓・梼原・四国カルスト:2011.11.13〜11.16/自転車:Panasonic Traincle 6500-remodeled

行程概要拡大地図

■1日目:11月13日(日) 走行距離:19km
JR祖谷口駅から宿「祖谷秘境の湯」まで走る。

■2日目:11月14日(月) 走行距離:6km+15q
早朝、宿とかずら橋を往復。
JR土讃線で大歩危から須崎へ、須崎からバスで梼原へ。
梼原を散策する。

■3日目:11月15日(火) 走行距離:70km
梼原から四国カルストを経て須崎までまで走る。
須崎からJRで高知へ戻り泊。


■4日目:11月16日(水) 走行距離:少し
高知から空港バス〜ANAで帰阪、午後帰宅。

1日目:11月13日(日)◆拡大地図-1

伊丹10:05発のANAで高知へ、 10:45高知着。
空港バスでJR高知駅に到着。

内藤廣設計の新しい駅!

外観は改めて・・・
ということにして直ぐホームへ。

さすが!いい!!

12:13高知発岡山行きの特急に乗り、阿波池田へ向かう。

売店のおじさんおすすめの駅弁を買い、車内で食べる。

大歩危の駅に停車。
この山を越えたところに今夜の宿がある。

この辺りが大歩危小歩危。
列車は吉野川が下る方向に北上する。

樹木で川の歩危具合が良く見えない。

小歩危辺りから川との間に道路がはさまり、
視野が開ける。

祖谷口から祖谷渓に割って入るのだが、
祖谷口駅は特急が止まらないので、
阿波池田まで行って各駅停車で戻ることに・・・。

13:22阿波池田着、
一度駅の外に出る。

左が13:49発の各駅停車高知行き。
右の緑色のが10分後に出る臨時のトロッコ列車。

トロッコ列車は祖谷口に停まらないということなので、
各駅停車で祖谷口へ。

13:58着、祖谷口で下車。各駅停車を見送る。

駅のホームから階段を下り、

自転車を開いて川沿いを少し走り、

青い橋を渡って、
吉野川に流れ込む祖谷渓をさかのぼる。

最高の紅葉が見れるはずが、とてもそうとは思えない!

後ほどあちこちで、
今年の紅葉は良くない!去年はすごく良かったのに・・・
と聞かされた。

でも水はきれい。

渓谷に沿って走ると、
やがてはるかかなたに建物が!

どうやらあれがホテル祖谷温泉!

その少し手前に小便小僧の像が!

何でこんなところに!?と思ってしまう。

15時30分過ぎ到着。

ホテル祖谷温泉のフロントで入浴券を買い、
温泉へはケーブルカーで降りる。

因みに料金は、大人/1,500円、子供/800円。

標高差170mで5分かかる。

ケーブルカーは17人乗り。

間もなく到着だ!

下から見上げる・・・すごい!

ケーブルカーの乗り場から、

木造の階段を下りると、

河原に突き出して露天風呂がある。

いい湯に浸かってから上に戻って外へ出ると、
少し暗くなってきた。

16時50分ごろ。

一路今夜の宿へと走る。

振り返ると、はるか彼方に先ほどのホテルが見える。

どうやらあれが今夜の宿!

17時30分ごろ、ホテル秘境の湯に到着!

正面が温泉で右がホテル。

ホテル秘湯の宿、一泊二食付で16,950円。

2日目:11月14日(月) ◆拡大地図-1拡大地図-2

翌朝。

5時に起きてかずら橋へ!

秘境に場違いな物凄い道!

これまた場違いな物凄い構築物が!

P かずら橋到着 有料 とある!

土産物屋付き大有料駐車場だ!!

かずら橋は有料で、
少し下流の別の橋で先ず対岸へ渡る。
その橋から上流側にかずら橋が見える。

下流の方を見ると先ほどの巨大な構築物が・・・

道路レベルとその下のレベルの2枚のスラブが
川底からの長柱で支えられている。

橋を渡って少し行くと、
有料のかずら橋だ!

対岸側に回ってみる。

橋の部材の間隔が荒い!

隙間がすごく広くて足がすくむ!

しまった!
足と一緒に写真を撮っておくべきだった。
隙間は20pほどだったか・・・

びわの滝→ とあるので行ってみる。

何でこんなに接近して建築物を!?
腹立たしい。

河原に下りてかずら橋を見る。

上流の方は秘境っぽく幻想的。

ぼちぼち戻らなければ・・・。

来る時は気が付かなかったが、すごい橋だ!

急いでホテルへ戻る。

戻ったのが7時20分過ぎ。

朝食の後、8時25分ごろホテルを出発、
シャトルバスで大歩危駅まで送ってもらう。

強烈な山越えで、自転車で走らなくて良かった!

8時40分ごろ大歩危駅に到着。

駅のホームにかずら橋のミニチュアが・・・
この駅こそが祖谷渓の入口なのだ。

特急南風1号が来る。

特急南風は高松と中村を結ぶ。

大歩危8:49発。

途中の高知駅で、しばらく停車、 列車を切り離す。

須崎駅に10:30到着。

駅前のバス停を10:45発で、お昼頃梼原に着く。

高知高陵交通のバス!

 

川沿いの道なので勾配は緩い。

もう昇りはないような気がして、
旧道のトンネルを出たところでバスを降りる。

しばらくは平坦な道で、津野山街道とある。

実はその後、ここまでかなりの昇りだった。

トンネルということは峠・・・ 梼原町の入口だ!

トンネルを出たところに案内板があり、
国道と並走する赤い道を行くことに。

坂本龍馬脱藩の道!

1862年、坂本龍馬はこの道を通って梼原で泊まり、
翌日松山を経て山口へ至ったのだそうだ。

その道を行く。


神在居の千枚田だ!

美しい!

「雲の上のホテル」だ!

梼原にはこのホテルなど、
隈研吾の作品がいくつかあるのを知ったことが、
梼原に来るきっかけとなった。

奥の横に長いのは「雲の上のギャラリー」!

ホテルと右の温泉の連絡通路。


ホテルと道を挟んで向かい。
御食事処ゆすはらの里草ぶき



左側の建物がレストランになっていて、ここで昼食。

名物だとすすめられた地元の蕎麦は、
太くて短くておいしくなかった。

坂本龍馬脱藩の道から逸れて国道197号線へ出てしまい、
梼原のバスセンターへ到着。

停まっているバスは乗ってきたバスに違いない。
何しろ本数は数時間間隔だから・・・。

国道197号線はこのまま直進だが、

バスセンターの手前のT字路を
大きく右へ曲がると国道440号線、

町を南北に貫くメインストリートだ!

少し進んで右、つまり東に入ると梼原町役場が!

これも隈研吾の作品だ。

中に入る。見事!

構造用大断面集成材を使った大空間!

またメインストリートへ出てしばらく進むと、
「雲の上のホテル別館マルシャユスハラ」!

これも隈研吾の作品だ。

内部空間も見事!

正面外壁は茅葺。

翌日乗ったタクシーの運転手に聞いたのだが、
冬雪が積もって茅に水分が蓄積され、

その後いつまでもしずくが歩道にぽたぽた・・・

梼原に建築家のエゴだらけ!
とすこぶる評判が悪い。

メインストリートをさらに先に進むと、
屋根のかかった木造の橋が架かっていて、

その前の鳥居に「三嶋神社」とあり、

この「しま」は「鳥」の左に「山」!

橋を渡った対岸にも鳥居にも「三嶌神社」があり、

この「しま」は「鳥」の上に「山」!

河原に降りて橋を見る。

メインストリートに戻って少し上流に行き、
橋の全景を見る。

三嶋神社がこの町の最先端〜最北端で、
そこからメインストリートを戻るのだが、
直線ではなく少しくねくねしていて何ともいい!

今夜の宿の「雲の上のホテル」へは、
「坂本龍馬脱藩の道」・・・
「維新の道」とも呼ばれる山道を、
ほとんどが昇りの山道を戻る。

これがホテルの正面玄関。

奥が「雲の上のギャラリー」
右が「雲の上の温泉」

そのさらに右に「雲の上のプール」がある。

因みに、温泉とプールは隈さんではないようだった。

「くものうえのぎゃらりー」を見ていると、
京都国立国際会議場設計競技の菊竹清訓案を連想させる。

確かにギャラリーと称する小さな展示空間はあるのだが、

主な機能はホテルと温泉をつなぐ渡り廊下。
それをコスト無制限でつくったように思える建築で、
これもタクシーの運転手のいう建築家のエゴのことらしい・・・。

広くて快適な部屋!

翌日のタクシーの運転手によると、
完成直後部屋相互の音が筒抜けだったり、

部屋を入ったすぐのところに段差があってけつまずいたりで、

相当のお金を使って手を入れたのだそうだ。

そういえば、部屋を入ったすぐのところの床が、
不自然なスロープになっていたのは後からの追加!

「雲の上のギャラリー」の渡り廊下・・・見事!

でも一日何人通るのかな・・・

渡り廊下の突き当りのエレベータで1階に降り、
一旦外へ出て温泉入口から中に入り、
フロントでチェックインしてから階段で下階の温泉へ行く。

下階の屋外に露天風呂ががる。

ホテルに戻るのに、
1階でまた外へ出ることになり、
ライトアップされた見事な建築作品を見上げることになる。

夕食は1階のレストランで。

ホテルの正面入り口を入ったところがこの空間で、
レストランのキャッシャーがホテルのフロントを兼ねる。

上のぶら下がっている丸いのは宴会場。

豪華な夕食の一品目。

次々と豪華なお品が続き、

七品目がごはんとお吸い物で、
この後のデザートでようやくおしまい。

ホテル正面の夜景。

一度見たら忘れられないかたち!
調べたら1994年の作品だった!

雲の上のホテル、一泊二食付で15,450円。

3日目:11月15日(土)◆拡大地図-2

翌朝、ホテルの大浴場に。



ガラスが曇って外が見えないのが残念。

複層ガラスにしてほしかった。

今日もお天気がよさそう!

池に面したレストランで朝食。

自転車は畳まずクロークに預けてあったのですぐスタンバイ!

8時半少し前にホテルを出発、
梼原の町まで国道197号線を一気に下る。

もうメインストリートに到着!

「ゆすはら亭」という芝居小屋が
役場の向かいにあるというので行ってみたら、

まだしまっていたのだが、
「どうぞお入りください」という貼り紙があるので、

引き戸を引くと開いた!ので中へ、

中は暗い!
写真は明るく処理してある・・・

そのうち板戸が次々開け放たれて、

管理人の人が板戸を開け暖簾をつるして帰って行った。

メインストリートの西に並行して流れる川へ行くと、
集成材でできたアーチ橋があった。

これはトラス橋。

橋を渡ってメインストリートへ出ると、
その角が茅葺のホテル!

いよいよこの前を山の方へ、
四国カルストを目指す。

梼原の町の標高は400m、
目指す地芳峠は標高1080m、

途中まで自転車で行き、
昇りがきつくなりだしたらTAXIを呼ぶことにして出発。

9時ごろかな・・・。

しばらくは川沿いのなだらかな道を行く。


タクシーは梼原町に今この一台だけだって!
途中から乗っても町からと同じ料金!でした。当然ですね。
因みに乗車した時1,800円ほどで、払ったのは3,900円。

まあこの地芳峠までの上りの強烈なこと、
とても自転車では上れません。
道を付けるのにへアピンカーブの連続でした。

右が帰って行くタクシー・・・10時15分ごろ。
左がこれから行く尾根伝いの道。

地 芳 峠

JI YOSHI TOGE

じ よし とうげ

ここからしばらくは、視界の開かない上りの道が続く。

時折開ける視界に、高さを実感。

だらだら上りが続く。
勾配は、7%〜10%・・・きつい!

なかなか強烈。

視界良し!

視界が開けてくる。

四国カルスト独特の景色だ!

姫鶴平に到着、休憩。

左が愛媛県、右が高知県。

姫鶴平からは少し下った後、
また延々と上りが続く。

勾配は、きついところでは10%に達する。

今年のGWの後、
前の歯車を2枚にしたことが効奏した!

牛と羊。

これもカルスト独特の景色だ!

上りはまだまだ続く!

ぼこぼこの表面が苔むしている。

あの先で昇りは終わりかな・・・。

雄大な風景。

振り返ると、
写真左上のぽこっとしたところが、
先ほど休憩した姫鶴平。

あそこからこんなに上ってきた。

この先が上りの終わりかな!?

あと一息!!

上り切りました!12時過ぎ・・・

この辺りが五段城高原で標高1,430m、
地芳峠から6qほどだろうか、350m上ったことに・・・。

向こうに見える赤に屋根の建物が、
天狗高原の宿泊施設らしい。

もう下りしかない!

天狗高原のレストラン!?、いや、食堂!では、
鍋焼きうどんを食べる。

ここも県境。

左に下って行くことになる。

向こうの、谷底みたいになっているところに下る。
午后1時ごろ。

上のAから下のBへ。

四国カルスト公園線・・・
ヘアピンカーブの続く楽しい道!

B地点で国道439号線に出る。

木立の中を下る。

少しきれい!

かなり降りてきた。

いつの間にか川沿いの緩やかな道、国道439号線。

芳生野早瀬の一本橋!

一枚と二枚一組の木の橋桁が、

それぞれワイヤーで両岸の大木に結び付けられている。

増水したら流れに任せ、
収まったら引き寄せてまた柱脚に載せる!

国道197号線との合流地点の手前で、
ショートカットの道を行くと・・・

吉村虎太郎の像が!
幕末の土佐藩の志士・・・坂本竜馬の同士。

途中国道からそれて、旧道を行く。

元の梼原街道なのだろう、
昨日バスで来る時に狙いをつけておいた道だ!

国道はトンネルをくぐったり橋を渡ったり・・・。

旧道はトンネルの上の峠越え!

お陰で素晴らしい景色に出会えるのだ!

急斜面の茶畑の中をうねうねと弧を描く道。
そこをうねうねと下る。

向こうにも茶畑が見える。

茶畑の中のうねうね道を下るのは

本当に楽しい!

この時の時刻、写真のデータでは15:35、
山間なので日陰が増してきている。

時々国道と交差する。

すごい段々茶畑だ!

まるで彫刻!

茶畑と別れて川沿いの道を行く。

16時過ぎ、

17時ごろ、

須崎の町に着いた頃にはどっぷりと日は暮れていて、
17時53分の特急を目指して走る続け、
駅に着いて急いで自転車をたたみ、 特急に飛び乗る。

 

18時32分高知駅着。

がんばれわれらの阪神タイガース!

そうだ、高知はタイガースのキャンプ地だった!

夜もなかなかいい!

バスターミナルのある北口 を見、

市電の駅のある南側も見、
駅の近くのホテルへ。

コンフォートホテル高知、朝付きで5,000円。

4日目:11月16日(日)

翌朝、

今日もいいお天気!

中央、「坂本龍馬先生像」、

左が、「武市半平太先生像」、

右が、「中岡慎太郎先生像」、

それぞれ「・・・先生像」とある。

北口にまわる。

北口は大きなロータリーになっていて、
それに接してバスのターミナルがある。
6番ターミナルが空港線。
9:45のバスで高知空港へ。

高知空港 11時15分発のANAで、

11時55分 伊丹着、

いつもの10番乗り場へ行ったら、
「近鉄上本町行」が無い!

場所が変わったのかと戻ってみても無いので、

また10番へ行き回り込んでみると、 あった!

サインの不親切なこと・・・。

蛇足でした。