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top建築活動頼山陽史跡資料館

頼山陽史跡資料館:1995

所在地 : 広島市中区袋町-14

江戸時代後期の儒者・歴史家、頼山陽の遺品を中心とする関係資料を収蔵・展示するための施設である。敷地は広島市の中心部、現存する数少ない被爆建物、旧日本銀行広島支店の東隣で、旧「記念館」の跡地でもある。山陽がその代表的著作「日本外史」の草稿を書き上げたとされる和室「頼山陽居室」が復元されていて、門塀や日本庭園と共に国の史跡に指定されている。門塀を拡張整備し、旧「記念館」のアプローチであった石畳を残し、日本庭園を中心に「頼山陽居室」と新しい「資料館」を一体的に修景して、史跡の佇まいにふさわしい、都市の中のオアシスの創出を目指した。●設計監理:日建設計、作庭:中根金作

掲載誌:「建築と社会」1996年10月号

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