横川隆一のホームページ
◆二度目の積丹半島を巡る5日間
毎年恒例の蘭越での集いの後、
積丹半島の海岸線を岩内から小樽まで、
バスと自転車を乗り継いでの旅!
積丹半島は2005年秋に続き2度目で、
岩内〜神威岬間は前回特に細いトンネルが多かったので、
今回も自転車で走るのをやめてバスにしたのですが、
すべて幅の広い歩道付きのトンネルに変わっていました。
来年は、
岩内〜神威岬間を自転車で走りたい!
それも晴天の中を!と思っています。
とても乗り心地のよい車です!
車で3時間ほどで、
夕刻
蘭越にある「ふれあいの郷とみおか」に到着
久保田君とその仲間たちが、
毎年山菜が採れ出す5月の土日にここに集います。
温泉の建物の横にある「大湯沼」からは
湯気が上がっていました。
これは「みんなの家」で、
昨夜泊まった「ゲストハウス」から南へ1qほど
「ゲストハウス」では採れたてた山菜で天ぷらを揚げ、
お昼のパーティーは
こちらの「みんなの家」がメイン会場になります。
「みんなの家」の中ではみんなでピザの準備です。
今日来た人たちも加わって、
いつのまにか総勢20人近くになっていました。
一昨年の秋にできた「ピザ窯」では、
にわかピザ職人の小谷君が、
思いがけない強風に悪戦苦闘中です!
山菜の天ぷらも「ゲストハウス」から到着しました!
食べたり飲んだりに夢の中、
写真を撮ることも忘れて夕方の4時で終了・・・
それぞれ車に分乗して帰路につきます。
ぼくは明日から自転車で積丹半島を走るので、
久保田君の車で峠の「神仙沼」まで送ってもらい、
そこから自転車で今夜泊まる岩内へ行くことにしました。
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「神仙沼」の駐車場に到着!
石の標識に
「ニセコ神仙沼自然休養村」とあります
「神仙沼」を覗いたのですが、雪しか見えません
地図で見ると道からかなり離れた森の中なので、
雪が無くならないと近寄れないのかも・・・
webで 調べたら
写真が見つかりました!
四季折々で楽しめる「自然沼」で、
特に紅葉の季節は素晴らしそう!
さて、では、岩内へ向けて出発!
でもなんだ!この強風は!!
最初は急勾配のヘアピンカーブを下ります
15q下ったあとは2qほど平地走行、
その後2qほどが上るとホテルに到着です。
走り出しはしたたものの、
あまりに風が強烈で、
下りなのに全然スピードが出ません!
・・・それに寒い!
平地走行もつかの間、また上りです!
今夜の宿は山の中腹にあります。
2qほど上ってようやくホテルに到着
泊まったのは、山の中腹にある岩内温泉の
「ホテルグリーンパークいわない」
宿泊プランでは
夕食付しか選べなかったのですが、
案の定、量が多すぎて・・・
真ん中の紙が被せてあるのはお刺身で、
右の四角いお皿の上のは立派な蟹!
左手前はアワビのお刺身
左奥は焼きアワビ
右奥はアワビのグラタン
天ぷらなども出てきて、
食べ続けること1時間以上!
年寄りには多すぎる!!
でも、残せない〜のでツラい
毎朝欠かさず「朝の連ドラ」を見るのですが、
旅先のTVはBSが入らない場合が多くていつも地上波!
なので朝の8時から見ることになります。
その「とと姉ちゃん」を見た後ゆっくり身支度をし、
9時ごろにホテルを出発
「岩内バスターミナル」に到着
9:50発神威岬行きのバスが来た!
「北海道中央バス」だ!
札幌からニセコへ行くスキーバスでおなじみ・・・
神威岬まで行くバスはこれと12:40発の2本のみで、
その2本も4/22までは途中までしか行かない!
と知ると、冬の神威岬に行ってみたくなる!
前回はバスに乗ったのだが、
細いトンネルばかりだったので、
とても自転車では走れない!と思った記憶がある。
という訳で、
西海岸を自転車で走るなんて考えもせず、
前回同様のバスでの旅となった。
この国道229号線は「雷電国道」と呼ばれていて、
南の江差から積丹半島外周を経て小樽に至る
乗客はほとんどいない
時々お年寄りが乗って来て数区間で下車
これはどの辺りだったかな・・・
もうすぐ到着だ!
トンネルに入り、
トンネルを抜けてすぐに左折する道があり、
その道を高台へ上ると「神威岬」バス停があって、
11:28到着
「女人禁制の門」に到着!
・・・勿論今は女性も通ることができる
自転車をゲート前の手摺に繋ぎ留め、
先端を望遠レンズで引き寄せる
強風の中を岬の先端むかうが、人影もまばら
「女人禁制の門」を出て左の高台へ上ると
内陸部には冠雪した山並み
南方向を見下ろすと
手前に食堂と大駐車場が見える
新旧のトンネルが並んでいる!
また新旧のトンネルが!
「西河トンネル」は2005年竣工とのこと
前回はできていて通ったのかもしれない・・・
右手の丘の上に見えるのは
「岬の湯 しゃこたん」
上りたくないので行かないことにする
雲行きもちょっと怪しいし・・・
河川名の由来の標識には・・・
アイヌの時代には、夏 海辺に出て居を構え
漁撈に従事することが多かった。当時は簡単に
小屋がけする事ができて、そこで漁期を過す。
そんな土地がshak-kotan(シャク・コタン 夏の・村)
であった。
雪解け水が「積丹川」を下って日本海に流れ出る
西を見返すと、遠くに「神威岩」が見える
また新旧のトンネルが!
「日司漁港」辺りをぶら〜り
カモメがイッパイ
というわけで「岬の湯 しゃこたん」へ
「岬の湯 しゃこたん」に到着!
温泉に入ったあと夕食
食堂からはやっぱり「神威岩」が見えた!
この日はこれで終わり
この日は9時前に宿を出発、
積丹岬・島武意海岸の遊歩道を散策した後、
雷電国道に出て余市の手前まで走る
自転車を抱えて移動した時間も多かったので、
移動距離はは40km程か・・・
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「案内図」の左手にトンネルがあり
案内板には次のように記載
積丹岬(しゃこたん)遊歩道
入舸(いりか)→幌武意(ほろむい)
4.7q・・・1時間30分
灯台辺りが10時過ぎで、今12時過ぎなので、
遊歩道に2時間弱費やしたことになる・・・
新しいトンネルは中が明るく、
片側に広い歩道が設けられていて走りやすい!
でも、
「白岩町」のバス停でバスを待つのもつまらないので、
「ワッカケトンネル」を戻って、
「潮見町」のバス停で
「ろうそく岩」を眺めながらバスを待つことにします。
一時間ほどで、
「小樽駅前」バス停に18:28に到着しました
この後運河沿いのホテルにチェックイン
TVで阪神の試合と女子バレーの試合を見ていたら、
なかなか食事に出られなくなってしまい、
気が付いたらどこも店終い!
遅くなってからコンビニであれこれ買ってきて・・・
この日の夜は終わりました。。。
「カトリック教会 富岡聖堂」へ行こうと、
函館本線を跨ぐ道を西へ上って行きます
学生さんが多いのは、
この先に小樽商科大学と小樽商業高校があるから・・・
歴史的建造物
遠藤邸無料開放 十時〜十五時
丁度時間なので門をくぐる
海産物卸商で巨万の富を築いた
遠藤又兵衛の大邸宅で明治35年(1902年)建立
この邸宅の奥に立正佼成会の大きな教会があり、
遠藤邸の門を通って行く
和洋折衷の大豪邸で、
現在はその一部が遺されて
小樽市の歴史的建造物に指定されている
窓からの眺め
次に訪れたのは
「カトリック小樽教会 富岡聖堂」
小樽駅前まで行き
「水族館」へは行かず
表札が面白い!
虫食いの板に「鰊御殿」と彫ってあるのだが、
虫食いの板を使って表札をつくった!
つくった後で虫が食ったのではないのだ!
御殿の東側にある
「止一位 水富稲荷神社」
御殿の北側にある「日和山灯台」は、
明治16年(1883年)初点灯のが初代の木造六角形
昭和28年(1953年)RC造になり、
昭和32年(1957年)に灯台職員を主人公にした
映画「喜びも悲しみも幾年月」に使われた!
そんなせっかくの観光資源が、
メンテナンスも悪く、活用されていなくて残念!
「小樽市鰊御殿」の麓から
祝港沿いの南北の道に面して
トンネルを抜けると、
山の方に桜が咲いている
レトロな駅舎が!
「小樽市総合博物館」の表札!
「手宮駅」とでもなっているかと思ったのに
・・・なんだかつまらない
目的地のJR「小樽築港駅」に到着
乗ったのは
小樽築港15:06発の快速エアポート
新千歳空港行き