行程概要◆拡大地図
A:ロープウェイ比叡山頂駅〜
B:JR湖西線比叡山坂本駅
■2015年4月2日(木)
京都の八瀬側から輪行で比叡山に上り、
琵琶湖を眺めながら坂本まで走り降りる計画!
ところがドライブウェイは自動車専用道で走れず、
Google mapには坂本側に道があったのだが、
道とは名ばかりの瓦礫だらけの道で、
そこを自転車を抱えて下ってきたのでした!
4月2日(木)
近鉄〜京阪を乗り継いで、
京阪電車「出町柳駅」に到着!
予定していたよりちょっと遅れてしまって、
叡山電鉄の駅に着いたのは10時前・・・
1番線の
「八瀬比叡山口」行きは10:07発
咲き始めた・・・
いや、満開に近い!桜を楽しみながら、
終点の「八瀬比叡山口」駅に到着!
「叡山ケーブル」駅へ向かう。
桜がきれい!
殿で 「ケーブル」に乗り、
中間地点を過ぎ、
行違いの車両が下って行きます・・・
10:42発のロープウェイに乗り継ぎ、
比叡山頂上駅に到着!
10:50頃だったか・・・
ドライブウェイは自動車専用道路で
自転車では走れないので、
歩行者用の道を行きます。
自転車に向いた道ではありません。
せいぜいMTBがいいところ。
ケーブルカーとロープウェイに、
MTBの輪行の案内がしてあったことに納得!
見晴らしのいい場所に出ました!
でも、歩いている人ばかりで、
自転車の人はいません!
Aの比叡山頂上駅から Bの地点までくると、
比叡山ドライブウェイをまたぐ橋に到着!
その手前の橋に自転車を括り付けて、
左手の階段を下ると、
正面に「浄土院」が見えて来ました。
左手の開いた門から境内に入りました。
「浄土院」の前に案内板があり、
ここから北西方向に歩いて行くと
「西塔地域」の中心部に行けるのですが、
上に置いてきた自転車が気になり、
もどって自転車で行くことにしました。
結構な段数の階段で、後から思えば
徒歩での水平移動の方が良かったかも・・・
上に戻り、
先ほど渡った橋をもどったところの近くに
案内所があったので、
そこで「拝観料」700円を払って
「東塔・西塔・横川共通券」を購入しました。
比叡山ドライブウェイは自動車専用道で、
自転車は通行禁止のところ、
人目を盗んでほんの少し自転車で走り
「西塔地域」の駐車場へ、
そこにあった
案内板で現在位置を確認。
「横川地域」はそこからさらに北へ4qのところに!
自転車で行く訳にも行かず、
シャトルバスだと10分ほどで行けるのですが、
時刻表を見るとあいにくのタイミング・・・
という訳で「横川地域」はまたの機会に!ということにし、
早速ゲートをくぐって、
「西塔地域」の散策に、
最初の突当りを左へ曲がると、
曲がって直ぐの左手に、
「箕渕(みのぶち)弁財天」がありました。
しばらく行くと対になったお堂が現れました。
左が「常行堂」、右が「法華堂」、
両方合わせて「にない堂」(重要文化財)です。
「にない堂」を抜けると、
「大階段」を下った先にお堂が見えてきました。
「西塔地域」の中心の「釈迦堂」(重要文化財)
「釈迦堂」は勿論南向きです!
振り返ると「大階段」!
これを下りてきたのでした。
「大階段」を引き返すのですが、
先ほどの「浄土院」でと同じ女の子が写っている!
その途中の脇=西側に、「恵亮堂」がありました。
「西塔地域」での
徒歩での移動経路はこの通りです。
この地図上では、
Aが「西塔地域」、Bが「東塔地域」です。
因みに、
Cは「日吉大社」、DはJR湖西線の「比叡山坂本」駅。
「東塔地域」での
「根本中堂」までの移動経路はこの通りです。
ドライブウェイから少し入ったところにある
「案内所」の前を通って しばらく行くと、
二つのお堂の裏側に着き、そこを通り過ぎて
表に出て振り帰ったところです。
お堂は東向きなので、
左=南側が「東塔」、
右=北側が「阿弥陀堂」です
これが「東塔」
東方向に・・・
「根本中堂」のある方に進む途中、
北側に階段があり、
その上に南向きの「戒壇院」(重要文化財)があります。
これも南向きの「大講堂」(重要文化財)です。
その右脇・・・東側に「鐘楼」があります。
これは「根本中堂」の東側の高台にある「文殊楼」で、
そこから西側を見下ろすと「根本中堂」が!
「文殊楼」から「大階段」を下りて、
「根本中堂」前の広場へ、
「根本中堂」入口
・・・「根本中堂」は東向きです。
国宝の「根本中堂」と重要文化財の「回廊」を
平成28年度、つまり来年・・・2016年から
約10年かけて大改修!
年内にもう一度、
今日行けなかった
「横川地区」も含めて再訪しようと思います。
西向きの緩やかな階段を上ると、
先ほどの「鐘楼」にでます。
鐘を撞くために上ってきました!
そこでお賽銭を入れて、思いっきり鐘を撞き、
実にうまく鳴らすことができました。
「鐘楼」の脇の道からは自転車です。
「根本中堂」を出た後「鐘楼」を経て、
「東塔地域」東端の「法然堂」横を通過、
「東塔地域」を後にしたのは午後2時頃だったでしょうか・・・
しばらくは舗装された道でしたが、
これがとんでもなく急な勾配の道がで、
とても自転車に乗っては走れない道が続きました。
なので自転車を抱えて進むことになります。
Google map では「歩道を進む」なのですが、
とても歩道とは言えない、
瓦礫がいっぱいの川の様な道が延々と続きました。
そこを自転車を抱えて延々と・・・
下りなのがせめてもの救いでした!
ようやく舗装路に到着!
長いトンネルから抜け出して、
視界もようやく広がり、
自転車に乗って
「坂本ケーブル」のりばの脇を通り過ぎ、
「比叡山延暦寺」参道入口!?前を通過・・・
ということは「参道」を下ってきたのかな・・・!?
でも、すれ違った人のはなしでは、
ドライブウェイができるまでは、
ほどほど幅の広い道だったそうで、
ドライブウェイができてからは荒れ放題とのことでした。
湖岸と「日吉大社」を結ぶ道路の脇に、
お蕎麦屋さんがあったので入り、ようやくお昼に!
遅い昼食を済ませた後は「日吉大社」へ
★日吉大社のパンフレット
<01>
<02>
「西受付」で
「入苑協賛料」300円を払って、
真っ直ぐ進むとやがて
「山王鳥居」が現れました。
神仏習合の信仰を表す独特の形なのだそうです。
一番奥に現れた
「西本宮楼門」(重要文化財)をくぐって、
中に入りました。
「西本宮本殿」は国宝で、南向きです。
現在の社殿は1586年に建てられた
「日吉造」という独特の形で、
床下にはかつて仏事を営んだ
「下殿」と呼ばれる部屋があるそうです。
ご祭神は「大己貴神(おおなむちのかみ)」
次に東側の門を出て、
「東本宮」へ向かいます。
「牛尾宮遥拝所」の前を行くと、
やがて「東本宮」の「楼門」が見えてきて、
近づくと中が伺えます。
中に入ります。
中央が「東本宮本殿」(国宝)で、南向きです。
手前が「拝殿」、その奥に「本殿」があります。
ご祭神の「大山咋神(おおやまくいのかみ)と、
左=西側の「樹下宮」の
ご祭神である「鴨玉依姫神(かもたまよりひめのかみ)」
はご夫婦だそうです。
「本殿」の東側から南方向を見たところで、
正面左に、立派な「狛犬」が!
「樹下宮」にも正面右と、
「東本宮」の「楼門」を後にし、
「東受付」の方へ・・・
振り返ると「東本宮」の「楼門」が遠ざかって行きます。
「日吉大社」を出たのは午後4時ごろだったでしょうか!?
これが「日吉大社」境内での
移動ルートです。
お蕎麦屋さんの前に繋ぎとめていた自転車に乗って、
真っ直ぐ湖岸方向に走り、
JR湖西線「比叡山坂本」駅で16:15発の電車に乗り、
京都で近鉄に乗り換えて「平城」で下車、
18時10分前には我が家に到着しまた。
「延暦寺」と「日吉大社」のパンフレットなどをみて、
見落としたものが多々あることに気が付いたので、
年内にもう一度、今度は坂本側から再訪しようと思います。