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自転車・旅 2009

サロマ湖・能取湖・網走:2009.7.27〜29/自転車:Panasonic Traincle 6500-remodeled

行程概要拡大地図 部分詳細地図

 

■1日目:7月27日(月)

紋別空港からオホーツク海沿岸を東へ、

サロマ湖畔で泊

 

■2日目:7月28日(火)
サロマ湖畔から一旦オホーツク海沿岸に出た後、

オホーツク自転車道を辿り、

能取湖畔、網走湖畔を経て網走へ、網走泊     

 

■3日目:7月29日(水)
朝から網走市内を散策、午後の列車で札幌へ。

 

1日目:7月27日(月)

9:00伊丹空港発のANAで10:10羽田空港着、
11:05羽田空港発に乗り継ぎ12:50紋別空港着、
円筒形のカバーの付いたタラップを降り、
寒さに身震いしながら、

ターミナルビルに向かって歩く。
気温17度!Tシャツなんてとんでもない!
雨が降るかも…の予報に準備していた雨具の上着を着、
曇天の中、空港を出発、
オホーツク国道とも呼ばれる国道238号線を西へ、
海岸線までは湿地帯が続く。
網走まで101kmの標識が…
武部元幹事長と高橋はるみ知事は自民党、
武部さんはここ北海道12区。

鳩山民主党党首は北海道9区で、
一緒に写っている松本けんこうさんは、

ここ北海道12区で武部さんと一騎打ち !
さて、どうなりますことやら…

結構起伏が…
湿地帯の向こうに湖が見える。
と、案内板が出てきて、
それに「紋別空港」が載っていて頭が混乱!
どうも以前はこちらに在ったらしい。

ジェット化に伴い、10年前に現空港に移ったことが、
後で調べて分かった。
これは「コムケ湖」
変なお山…
ようやく「サロマ湖}だ!
木立越しに見えた!
穏やかな湖面…
漁港があった。
えび、うに、あさり、ほたて貝などが獲れるとのこと。
緑が美しい!
細く繋がっている向こうが「オホーツク海」!
工事をしているのか!?クレーンが見える。
国道から逸れて、湖岸沿いの脇道を走る。
静かな湖面…

また国道に出てしばらく走ると、とうとう雨が!
午後5時ごろだった。
ちょうどバス停に待合室の建物があったので、
中に入って完全装備をする。
雨の中をしばらく走ると、「計呂地交通公園」に到着。
かつて湧網線(1935年〜1987年)が走っていた。
峠を越えて佐呂間町に入る。
また湖面が見えて来て、
向こうに見えるのが、どうやら今日の宿らしい。
午後6時ごろ、宿に到着。
今日走行距離は、約52km。
「ホテル ルートイン グランティア サロマ湖」という、
大変長い名前のホテルに泊まる。

2日目:7月28日(火)

翌朝、湖岸の露天風呂に入りながら、
雨が上がるのを待つも…
雨が一向にやむ気配が無いので、
諦めて9時過ぎにホテルを出発、
常呂を目指す。
雨は走り出して1時間ほどで止んだ。
常呂だ!
川の水が流れ込み、
湖が泥色に染まる。
でも、潟は綺麗。
これは、あちこちで見かけた秋まき小麦の倒伏という現象。
7月の長雨と日照不足で「穂発芽」を起こしてこける。
商品価値も無くなるのだという。
「オホーツクサイクリングロード」だ!
サロマ湖畔からオホーツク海沿岸、能取湖畔、網走湖畔を経て、
網走に至る。
手前から、ジャガイモ畑、麦畑、
泥水に染まった海、染まっていない海、空!
標識は花崗岩製で上等だが見にくい。
網走まで18km。
能取湖畔に出る。
湿原に白い鳥がいる。
時々緑のトンネルがある。
能取湖の北端は切れていて、
オホーツク海と繋がっている。
と、また
機関車が!
「卯原内交通公園」
「卯原内」は「うばらない」と読む。
これも湧網線の駅だったところ。
ちょうどここ!
しばらく行くと「サンゴ草」の群落地があるらしい。
この辺りかな…。
9月上旬から10月上旬に真っ赤な絨毯が出現する!?
うっかりして、来るタイミングを間違ったな…。
ここにも小麦の倒伏が!
いつしか網走湖畔に出る。
丘の上に白い建物が…
どうやらあれが今夜の宿らしい。
網走川沿いの道から、
ホテルのある天都山に上る道へ。
午後5時前にホテルに到着。
本日の走行距離は、約62km。

ところで、海や湖に面した宿泊施設は、
概ね海や湖の見える側が家族向きの大きな部屋で、
一人旅の場合は海や湖の見えない側の小部屋。
昨夜もそうだったが、
そのことをチェックイン時に言ったところ、
湖側に空室があるとのことで、
大きな家族室に泊めてもらうことができた。
夕食もこの豪華さ!

一泊二食付きで9,480円。

この宿の名は「網走ビューパークリゾート」
おすすめ!

「網走ビューパークリゾート」はこちら
>

3日目:7月29日(水)

翌日、
「博物館網走監獄」は何年か前に行ったので、
今回は先ず「オホーツク流氷館・展望台」へ。
展望台からは、網走湖と能取湖が見える。
反対側には網走市街とオホーツク海が。
次に「北方民族博物館」を訪ねる。
館内は撮影可なので、
ありがたい!

その後市街へと下る。
市街地の中心を貫く商店街「オホーツクプロムナード」
「あれこれ」とは便利な言葉!
網走港へ出る。
帽子岩が!

前回来た時に乗った砕氷船の乗り場に寄って見る。
もう閉じられていて、

網走川沿いの新しい施設に移動していた。

駅の道・みなと観光交通センター{流氷街道網走」
という長い名前の施設で、 今年の2月4日オープン、
1階が物産売り場、2階が飲食施設、

そして、期間限定の砕氷船乗り場、というわけだ。
遺跡「モヨロ貝塚」にも寄ってみる。
網走川河口左岸で大正2年に発見された
先住民族モヨロ人の穴居跡で、

「モヨロ貝塚館」には、
遺跡の遺物が発掘当時そのままの状態で保存展示してあった。

対岸に「網走ビール館」が見える。
寄ってみようと思ったが、
夜だけ営業というのでやめた。
この先を辿ると網走湖に至る。
網走川の長さは5kmほどか…短い!
短くても川は川!!

「新橋」を渡ると正面に「網走駅」が…
13:29分発の列車まで一時間以上あるので、
駅の観光案内所でお昼のお勧めを聞き、
「喜八」さんへ!


網走の「ザンギ丼」は、
鶏ではなくてオホーツクサーモン(カラフトマス)なのです。


鯨の串揚げも!
13:29発の「オホーツク6号」札幌行が出発してしばらくすると、
右手に網走湖が!
何度もシャッターを押すのだが、
どれも真ん中に電信棒が…
50分ほどで北見駅に到着。
北見信用金庫本店が際立って聳え立つ!

所要時間5時間少々で、18:45札幌駅に到着、
三日間の旅が終了 しました。